ミュージカルを考えるチーム「ビエンナーレ」より

ご支援のお願い

 

この度、私たちビエンナーレはクラウドファンディングを実施することになりました。

 

 5月公演『ジャンヌ, またの名を奇跡』はコロナウイルスの影響により無期延期となりました。

何度も公演中止が頭をよぎりましたが、カンパニーを解散させることなく稽古を続ける、というのが私たちの決断でした。

 

 本作は、再演に耐えうる「いい作品」を目指して、創作に一年以上を費やしています。ビエンナーレは自ら作ることを志願したチームですので、この期間の収入はありません。本来ならば、芸術に精を出す人は誰かしらの支援を受けて生きていくべきなのですが、残念ながらこの日本に「小さなミュージカル作品を評価しよう」という動きはなく、社会的に認めてもらう機会はほぼ皆無です。ビエンナーレは、高校時代にミュージカル創作を始めましたが、十五年経った今でもその状況は変わっていません。その中でも、創作ミュージカルの土壌を作るべく、ひたむきに活動を続けています。

 

 ミュージカルは、数ヶ月にわたる練習場所や、本番の運営に関しても、大変お金が必要になる演劇分野です。そのため、一公演が頓挫したときの影響はものすごく大きなものになります。
 まだまだ発展途上の団体ではありますが、損失補てんと未来の創作のため、クラウドファンディングをさせていただきます。

 

 本来ならば会場まで足をお運びいただき、作品の感動を肌で味わっていただいたうえで多くの方からのご支援を賜るべきと思います。しかし、密を回避することが叫ばれるこの時勢ですので沢山のお客様を同時にお迎えすることが叶いません。

 

 そこで、今回のコンサートを有料で生配信させていただくことになりました。会場の様子をYoutubeにてライヴ中継いたしますので、ご家庭にいながらリアルタイムでご視聴いただけます。

 

 また、生配信とは別に、編集した映像(字幕あり)を配信することが決定しています。こちらの編集版の映像では、耳なじみのない古風なセリフなども、目で文字を追いながら観られる、という一味違った楽しみ方ができます。ご興味ありましたらぜひよろしくお願いいたします。

 

 クラウドファンディングでは映像配信のほか、全キャストによるボイスメッセージと集合写真のセットもご用意しています。彼らの意気込みと作品にかける想いを収録し、写真と共にお届けします。

 また、今回新しい試みとして「お祝い札」をご用意いたしました。ご希望のキャストへ、メッセージの書かれたお祝い札を送ることができます。お花やプレゼントの代わりとしてご利用ください。お祝い札はひとつひとつ手作りで製作され、当日は会場に飾られます。

 

 これらの収益の一部はキャストにも還元いたします。応援したいキャストがいましたら購入の際に選択ください。

 

当クラウドファンディングにて、さらなるご支援をくださるという方は、複数口でのご購入も大歓迎です。ぜひ、私たちの作品を応援していただければ幸いです。